PARALLEL WORLD
訳も分からずその場に立ち尽くしていると、クラスメートの佐原 裕也が通りかかった。






「おっ、裕也!!」






裕也は辺りをキョロキョロ見回している。






一通り見回した後にまた歩き出し、俺の横を通り過ぎようとした。






「おっ、ちょっと待てよっ、スルーかよ!!」






裕也から返ってきた言葉は俺を更に混乱させる内容だった。
< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop