叶わなかった明日




空羽の部屋でベッドに2人並んで座って


空羽と新堂さんの恋ばなを聞いて



「ふ~ん」



私は そう呟いた




「でね、来月デートするの♪」



空羽は頬を赤く染めて



とけて 消えてしまうんじゃないかって心配になるほど



甘い甘い表情をしてた




「来月?なんで、そんなに間あけるの?今週末とか来週とかじゃダメなの?」




私が空羽に聞くと




「だって準備がいるもん」



空羽は少し唇をとがらせた




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