空
「きっと、そうだ」
うん うん てっちゃんは
うなずいて
「恥ずかしがらずに病院行けばなんとか…………」
ドンッ
てっちゃんをおもいっきり
両手でどついて
「てっちゃんのバカっ!
サイテーっっ」
おっ女の子に向かって…
イ〇ポって…………
イヤァァァァァァッ
「だったら何でお前を抱かないんだ?」
ギロリと
てっちゃんは私をにらんで
「おかしいだろ?好きな女が隣で寝てるのに」
「そ……それは私が怖いって最初に言ったから………」
ズイッと
てっちゃんは私に顔を近付けて
「それにしても おかしいだろ?
オレなら我慢できないね」
「……だよねぇ」
私だって もう眠れないくらい
ドキドキするのに
男の子の伊織くんが全然平気って言うのも
おかしな話だ