空
あ、なんか
てっちゃんの気持ちが痛いくらいわかるかも
「空羽を忘れるため
って言うよりは
空羽の気を病ませないため
可愛いと少しでも思った女の子とは付き合うようにした
オレは全然ヘーキだからって
空羽にアピールしたかった
もう空羽も気にしなくなっても
いつの間にかクセになって
未だに女の子と長く付き合えないし
セックスもびっくりするほど淡白だ」
空羽がオレの身体に染み着いてると
てっちゃんは笑った