空
私の考えがわかった てっちゃんはクスクス笑って
「オレはそんなに激しくヤらねぇよ?意外と淡白なんだ」
てっちゃんの言葉に私が恥ずかしくなる
「あ~っもう~っ!てっちゃんがどんなHしょうと私には関係ないけどっ!絶対に守ってよ?」
「へい、へい。必ずメールします」
ズズ――――――ッと
てっちゃんはコーラを飲み干して
「んじゃ、オレ彼女とデートなので行くな」
カタン
席を立って
「バイバァ~イ」
手を振った
私は1人、席に残って
アイスティーを飲む
あんな適当なてっちゃんと
共同生活…………
大丈夫かなぁ
少し不安になって頬杖ついて
「はぁ」
ため息が出た時
トタタタタ…………
後ろから忙しない足音が近づいて来て
ドサァ!
私の席のすぐ横で小さな子供が派手に転んだ