らぶ☆すとーりー
~隼人side~


俺が帰ってくると、綾乃は机で寝ているようだった。



疲れたんだろうな。



その隣の席の戸丸が綾乃に近づく。



「綾乃さん。綾乃さん・・・。」



ん?戸丸は綾乃の事名前で呼んでいなかった気が。



綾乃はその言葉に気が付いていない。



「綾乃さん好きです・・・。」



そう言って、綾乃の頬に唇を落とす戸丸。



俺の綾乃に何してるんだ!



と怒鳴りたい所だったけど、この事は綾乃は知らない方が良い。



嫌だけど、俺は見て見ぬフリをした。





~隼人side終わり~



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