らぶ☆すとーりー
戸丸君と玲奈が戻って来た。



「僕、火を熾しますね。」



「あっ、ありがとう。」



「綾乃さん!手伝って貰えます?」



「えっ?私???」



「はいっ!」



そう言って私に団扇を持たせた。



私の隣で座りながら火を見ている戸丸君・・・。



横を見ると・・・顔近っ!



「戸田さん顔赤いですよ?火、熱いですか?」



「だ、大丈夫!」



私・・・戸丸君が私の事好きかも?



何て言葉だけでこんなにドキドキしてバカみたい。



「ちょっとあっち見てくるね・・・。」



結局何も手伝っていないまま、戸丸君の側を離れた。



私いったい何してるんだろう・・・。




< 152 / 233 >

この作品をシェア

pagetop