らぶ☆すとーりー
「綾乃・・・。」



「はい?」



「戸丸とは・・・何もないよな。」



小声で言う隼人。



「ごめん、聞こえなかった。何?」



フッと笑いながら隼人は、



「戸丸には礼を言っておけよ。」



と言った。






それから、私は自分の部屋へ戻れた。



美咲が気を利かせて1階で起きていてくれたのだ。



「もう大丈夫なの?」



「うん、いつもごめんね。」



「本当いつも大変なのよ!」



なんて笑って出迎えてくれた。



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