らぶ☆すとーりー
誕生日を1週間後に控えた昼休み。



美咲が私に話しかけてきた。



「綾乃!誕生日どうなった?」



「・・・・・。」



「まさか、まだ誘ってないなんて言わないでしょうね!」



「えへへ、そのまさかだったり・・・。」



「何やってるのよ!」



「だってどうやって誘ったらいいか・・・。」



「もう付き合って半年経つのに、なにやってるのよ。」



「そうだよね・・・。」



私は思わず下を向いた。



「ちょっといらっしゃい!」



そう言って私は食堂に連れて来られてしまった。




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