らぶ☆すとーりー
あっ、隼人・・・。



食堂でもすぐに隼人を見つけられた。



私は美咲に手を取られながら、隼人の前に座らされた。



「市川さん。」



「どうしたんだ?2人で。」



「綾乃の誕生日知ってますか?」



「知ってるよ。」



あっ、知っててくれたんだ・・・。



ちょっと私は嬉しかった。



「綾乃プレゼントに旅行に行きたいらしいんです!」



私は美咲に「もういいよぉ。」と話すのを止めさせようとした。



「そうなのか?」



と食事を止め、私を見る隼人。



「うん・・・。」



食事を食べ終わった隼人は私の肩に手をポンッとやり



「じゃあ、考えとく。」



と耳元で囁きながらその場を去って行った。






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