らぶ☆すとーりー
「戸田さん!」



「はいっ!」



「この資料纏めておいて。」



「分かりました!」



何だかこのやり取りだけでも幸せ。



今まで何であんなに怖かったんだろう。



恋って不思議だわ。



ご機嫌に仕事をする私。



それに目ざとく気づいた、同期の美咲。



「あ~や~の~ちゃん!」



後ろから肩を叩かれる。



「何よびっくりしたわ!」



「ちょっとお茶入れにいかない?」



「いいけど。」





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