理科教師とあたしの秘密♪




トントン




誰かに肩を叩かれた




振り返ると



心配そうな顔をしている亜美だった




「梨沙 大丈夫?
 あんまり無理しないでね」


「うん・・・頑張る
 亜美はどこの教室なの?」


「あたしは保健委員だから
 もちろん保健室だよ♪」





いいなぁ 保健室かぁ




あたしも保健委員になれば




少しは気が楽になったのかな?





だって 保健室には当然



魔法の先生がいるんだもん





「じゃあ あたし行くね
 また明日ね」


「うん バイバイ」





こうして 亜美も教室を出て行った







< 78 / 220 >

この作品をシェア

pagetop