理科教師とあたしの秘密♪
「ハァハァハァ・・・」
下駄箱に到着すると
ちゃんと圭介は待っていてくれた
「来てくれたんだ!!」
「し・・仕方ないからね」
「ありがとな 梨沙♪」
ニコっと笑う圭介
う゛・・・
ダメダメ!
昔のあたしはこの笑顔で圭介に落ちたけど
今のあたしはそんな笑顔ではおちないんだから!
・・・・落ちないんだから
「帰ろうぜ」
「うん」
靴を履き 外に出る
涼しい風が一気にあたし達を包みこんだ