A way-You that I am dear.
先に終わらせたのは私。

暇になったから
適当に小説を読んでいたら
さっき渡したはずの参考書が目の前にあらわれた。

『ん。これ返すね』

『え?問題解かないの?』

『長文問題だけコピー欲しかったの。上で取ってきたからいい。返す』

『ふーん。宿題は?』

『とりあえず埋めた』

『全部間違ってたら意味ないんだけどー』

類はまたあたしの頭を叩いて
『もう夕方。飯食って帰ろ』


そのまま図書館近くのファミレスに流れて
ご飯食べながら色んな話をした。


初めて聞いた類の名前。
類の中学校に私が遠征に行って
実は会話したことがあったとか
先生の話、塾の話。
すっっごい楽しくて
お腹痛かった。
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