A way-You that I am dear.

忘れもしない
最初の類のあだ名は
茄子。
命名したのは、
私、みは。


合宿で同じ部屋だった
香澄ちゃんって子が
3日目のお昼で類と
同じテーブルでね
違うテーブルだった私。
香澄ちゃんに用事があって
そのテーブルに行った。
それで香澄ちゃんに用済ませて
目の前に座ってる
類の皿にたまたま目が行ったの。


…類ってばね
茄子だけ端っこによけてんの。
あからさまによけてるのを
みはがガン見してたら
そのみはを見た香澄チャンの一言
『茄子に悪いよね』


うんうん。
って私が納得してたら類が

『だって嫌いなんだもん』

『子供じゃないんだから、あからさまによけるのはどうかと思うけど?家ならまだしもねぇ』
と言い返したみは。


それに対して類。
『なんかしんなリしてんのが無理なんだよね』


まぁどーでもいいかと
みはゎ香澄ちゃんにバイバイしつつ
類に
『今日からあだ名は茄子ね』
と言って退散。
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