A way-You that I am dear.

そして次の日
『昨日どうだった?』と朝から友達に聞かれ
学校が終わった帰り道
私はとぼとぼ歩きながら説明をした。

『え―――――ッ!なんで断っちゃったのよ?』
と友達。

『ホントは好きなんでしょ~?好きまで思わなくても、別に嫌いじゃないでしょ?少なくとも、うちのクラスのアホ男子よりは絶対イイ男だと思うけど!素直になりなよ~。いいぢゃん。恋は受験に勝つパワーくれるよ~♪』


午後、そのまま友達とカラオケに行った。

『やっぱリ、好きなのかな―。好きだよねー。あたしも楽しかったもん。学校違うし、もっと色々知りたいもん。』

と言うと
ここで友達の、愛のプッシュ。

『よしッ!今から電話しよ~♪早く気持ち伝えたほーがいいんでないの?誰かにもってかれちゃうよ~』


大胆な発言に動揺して
無理だ無理だと強引に断って帰宅。

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