A way-You that I am dear.
ホントのホントの本当は
類と同じ学校に行きたかったです。


だから、言ってみました。

『あたし、同じ高校行こうかな~』
『は????』
『だって、学校違うのヤダ』
『でもそれで違うクラスになったらまたぶーぶー言うだろ』
『そりゃ言うよ~…てゆうか、男子校に行かない?』
『なんで?俺、女の子いる方がいい♪』


…ありえな~い!!

勢いで電話を切ってしまった私。
『まずかったかなぁ』と思ったけど
すぐに鳴るPHS。

でも、なんか意地を張ってしまって
出なかった私。


そしたらズルイ類クン。



家にかけてきた…


お母さんに
『大野君って、彼氏?』と
ニコニコ聞かれたから
さらに気分が悪くなった。


『はい(怒』
『怒るなって~。ジョーダンでしょ??』
『・・・・・・・』
『み-は---。話さないなら電話切っちゃうよ?』
『・・・・・・・』
『男子校は行かないけど、女の子いても、みはだけだから。機嫌なおしなさいっ。』
『・・・・・・・』

類は小さいため息をついて明るく言った。


『じゃあ、ここでお知らせです。みはが行きたがってた【シックスセンス】の前売り買って来たよ♪行く人~』
『は------い★行く行くっ』
『・・・バカかお前』
『いつ行くの??いつ行くの~~??』
『今度の日曜でいいですか?』
『うんっ♪』
『デートだよデート。ちゃんとおめかしして来なさいねっ』
『は-いっ★』




若干、手の平で転がされてる感はありますが
でもラブラブなのです。

・・・・多分。

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