A way-You that I am dear.
私は出るか悩んだ。
でも部屋の外で電話に出た。




『もしもし?』
『あ、みは?ゴメン。今何してる?』
『クラスの子達とカラオケだけど・・・』
『そっか。・・・ちょっと出てこれる?』
『あ、うん。いいよ。どこ行けばいい?』
『俺がみはんちの側まで行くから、家の近くにいてくれる?』
『わかりました』

いたって事務的な会話。
それをかもし出してたから



昨日どこにいたの?
なんで帰ってこなかったの?
何してたの?
なんて聞けなかった。




友達に ゴメン。抜けるからと
お金を預けて部屋を出る。
もう外は真っ暗で
冬だから星がキレイだった。
家の前にあるコンビニでしばし待ちぼうけ。


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