A way-You that I am dear.
夜。
やっぱりお祝いはカラオケ。
みんなで騒いだ。
でも9時になってしまい
中学生なシンデレラ達はお店から追い出される。

現実に戻り
友達が言った。
『みは、類に電話しよう』
やっぱり戸惑った。
どうしたらいいのか、わからなかった。
『迷ってる場合じゃないよ』
友達は私のPHSを取って
電話帳を検索しだす。

『やめてっ!』
PHSを取り返して
私は言った。
『帰ったら、自分で電話かけるから』

友達はゴメンと謝った。
そして
『電話するなら早く帰って電話しな。遅くなっちゃうよ』

私はうなずいて、また明日と声をかけた。

< 52 / 67 >

この作品をシェア

pagetop