ちぇりっしゅ 修正中^^
「あー 素人にはわかんねぇかな」
「……。」
「俺はとられたとは思ってないし」
奏君の言葉に周りの空気が冷たくなる
「仕事は俺に戻ってくる 絶対」
「そんなこと言ってられんのも今のうちだけだからな」
陸は鞄を机に叩きつけて教室を出た
「ちょ……陸っ」
「あんなやつ追いかける価値ないよ 梨紗ちゃん」
「………でもほっとけないよ」
奏君の言葉を振り切ってあたしも教室を出た
「陸……」
「うぜぇ」
「………。」
「あいつなんであんなに余裕なんだよ」
陸は壁を叩いた
「奪ってやる 全部 中野 奏の何もかも俺が消し去ってやる」
なんか……こわい
「りぃ」
思い出したかのようにあたしの名前を呼ぶ陸
「今日 俺の家来てよ」
「………。」
「励ましてよ 俺のこと そしたら明日からも頑張れるし」
「う……うん」
振り返った陸は昔となにも変わらない笑顔だった
「先に教室……戻っとくね」
あたしは逃げるように陸のもとを離れた
「やるじゃん」
「………。」
「なんでそんなに奏君嫌いかわかんないけどさァ~ヘマだけはしないでよ」
「わかってる」