ちぇりっしゅ 修正中^^

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「あれ 梨紗ちゃんは?」

「森山ちゃん 白河君と帰ったよ」

「白河 陸と…?」

「うん 奏君 頑張らないと森山ちゃんも取られちゃうよ~」

「………。」

「奏君?」

「なんか嫌な予感がする」




「おじゃまします」

「座ってて お茶入れてくるから」

「ありがとお」

奏君と言い合いになってた陸からは想像できないくらい優しい

さっきのはなんだったんだろ?

「お待たせ」

部屋のすみでちょこんと正座していたあたしを見て陸がくすっと笑った

「足崩したら?」

「あ……うん」

緊張する

あたしは目の前に置かれたお茶に手を伸ばして口に運んだ

「りぃはさ奏のこと好き?」

「どっちかって言うと嫌いかな」

「じゃあ俺は?」

「陸は―――――――――」

ふっと身体の力が抜ける

あれ?

「――好きかな」

身体に力が入らない

何……これ

「ごめんね りぃ」

陸の手が背中に伸びてくる

「助けてあげるよ 俺が だからちょっとだけ我慢してて」

陸が笑ってる

でも目が……笑ってない

「りぃ 好き」

陸の顔が近くなる

「んっ ふ……ぁ」

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