ちぇりっしゅ 修正中^^
●3
「おはよ」
「梨紗ちゃん…なんで?」
「どうせこんなことだろうと思ったよ 待ち伏せしてて正解だった」
生徒会室に入ろうとする円香ちゃんに言う
時刻は朝6時
その手には退学届がしっかりと握られていた
「辞めちゃうの?」
「うん もうここにはいられない」
「あたしなら大丈夫だよ?恨んだりしてない」
「梨紗ちゃん 優しいね でも…これ以上ここにいるともっとダメな人間になりそうだから」
俯いた円香ちゃんはドアノブに手をかけた
「ねぇ 梨紗ちゃん」
「ん?」
「ごめんねなんて言わない」
「え?」
「でも……ありがと」
円香ちゃんはにっこり笑うと生徒会室に入っていった