ちぇりっしゅ 修正中^^


―生徒会室

「ありがと 乃亜先輩」

「別にぃ」

乃亜さんは拗ねたようにふいっと横を向いた

「乃亜ねェ こう見えて正直すごくショック受けてるの」

「え?」

先輩は長い脚を組みかえる

「奏……自分の仕事が減るのわかってて あんなことするんだもん」

あたしの目を見る

「それにィ 今みたく梨紗チャンの生活に支障がでるのわかっててパーティーのとき記者会見したんだよ」

「……はい」

「全然慎重じゃないし 後先考えなさすぎィ」

「でも 奏らしいじゃないですか」

いつも突然で
いきなりで 自己中で

あたしの意見は考えなさすぎて

「奏らしくないじゃない」

「………え?」

「こんな焦ってる奏 乃亜は初めて見た」

焦ってる?

どうして?

「梨紗チャンが大事なんだなァ 本当に」

「乃亜さん……」

「悔しい むかつく 梨紗チャン 大嫌い」

「ひ…ひどい!!」

「でもォ よく逃げ出さなかったね」

ニコッと笑う

「真緒越えじゃん 梨紗チャン」

「ありがとう…ございます」

「じゃあ最後に1つ言いたいことがあるのォ」

「はい?」

乃亜さんが立ち上がる

あたしは真っ直ぐ先輩を見た





「翔は梨紗チャンが好きだよ」
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