ちぇりっしゅ 修正中^^
家に帰ったあたしは
そそくさと部屋に入る
「………。」
だって気まずいし
翔だって気まずいだろうし
「どうしよ……」
乃亜先輩が変なこと言うから
おもむろに携帯を開く
着信 1件
誰だろ?
履歴を見る
「え?」
今まで電話かけてもでなくて
この家の家電にしかかけてきたことない
お母さんだった
「………もしもし」
『もっしぃ 梨紗ちゃん』
「なんか用?」
相変わらずの適当な態度にキレそうになる
『ごめんね…梨紗ちゃん 翔君と今気まずいでしょ?』
「え?」
なんで知ってるんだ
まさか………
「もしかしてお母さん 翔になんか吹き込んだの?」
『……。』
沈黙
そういえば翔がおかしかったのは
「クリスマス 電話かけたでしょ」
『…はい』
「何言ったの?」
問い詰めると
やがてお母さんは口を開いた
『梨紗ちゃんにずっと黙ってたことがあるの』
「黙ってた…こと?」
『いい機会だし全部話すわ』
「何?」
『水口 真緒のことよ』
真緒さん?
心臓がバクバクする
『あなたたち キョウダイのことなの』
隠されていたことが
今
全部明らかにされようとしている