ちぇりっしゅ 修正中^^


「森山ちゃん……?」

「あ……」

「早いね」

「……由海」


こんな時間に誰もいないと思ってたのに

あたしよりも早くから学校にいたのは由海



「どうしたの?こんな早い時間から……」

「なんとなく家じゃ落ち着かなくって」

「水口君と大丈夫?」

「………。」

あたしは答えない

「……ごめん あたしデリカシーないよね」


黙りこむあたしを見て由海は小さく謝った


「由海は……なんでここにいるの?」



「あたしは家じゃいろいろ考えちゃうから…なんとなーく」

「一緒だね」

由海と顔を見合わせて笑う

だけど

いつの間にかあたしからも由海からも笑顔が消える


「森山ちゃん……あたしね 壱琉に告白されたの」

「…うん」

「捺輝と付き合ってるのだって知ってるのに…真面目な顔して『好きだ』っていわれたの」


「……うん」


ただただ相槌をうつ

今は何も言えない


「やっと壱琉を忘れて…新しい恋に向き合えてたのに…揺れてる自分がいるんだ」

「……由海」


目にうっすら涙を浮かべる


「ずるいよ…壱琉は……」

「由海は…どうしたいの?」

「…わかんないよ」


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