ちぇりっしゅ 修正中^^
「梨ィー紗ぁチャン」
「……?」
「ねぇ 自分探ししてなァい?」
「………。」
「およ その顔はやっぱり図星だね 乃亜が梨紗チャンのために一肌脱いであ・げ・る」
自分探し……っていうか
ここで何すればいいのかなって思ってるけど
乃亜先輩の表情は助け舟にしては怪しすぎる
「なんですか?」
「生徒会に入ろう♪」
「え?!」
セイトカイ?
あたしが?
「凛チャンいないかな大忙しなのよ 卒業式だって近いのにィ」
「あぁ……」
そっか
凛さんがいないんだ
だったら
「あたしやります」
その埋め合わせをするのは
あたしじゃなきゃダメだと思った
「よかったァ 由海ちんも喜ぶと思うよぉ」
乃亜先輩はにっこり笑うと颯爽と歩いていった
「帰りに生徒会室ね」
ありがと 乃亜先輩
あたしにここにいる意味を与えてくれて
背中に向かって感謝の言葉を贈る
「梨紗」
「……奏?」
名前を呼ばれて振り返るとサングラスをかけた奏がいた
「あれ…今日も仕事だったの?」
「うん 本当は朝から梨紗に会いたかったんだけどね」
「あたしも」
「え?」