ちぇりっしゅ 修正中^^
「ただいま」
モヤモヤした思いのままで家に帰る。
やるせない……
「お帰りなさい」
「え?」
女の人の声
あたしは顔を上げる
「し…祥子さん?!」
「久しぶり 梨紗ちゃん 会いたかったわ~」
そう言ってあたしにハグしてくる
リビングに入ってソファーに座る
祥子さんは紅茶を出してくれた
「……なんで?」
「荷物整理の手伝いとかいろいろあって昼前からこっちに来てたのよ」
「荷物整理って?」
「あら、翔から何も聞いてないの?」
「はい」
「翔 留学するの」
「え……?」
「前々から行きたかったらしいんだけど
いきなり決心がついたみたいなのよ」
「え……いま 翔は?」
「今日は空港の近くのホテルで泊まって明日の朝1番の飛行機に乗るんだって いきなりすぎるわよね 本当に」
笑いながら話す祥子さん
あたし聞いてない
「だから卒業まで梨紗ちゃんは翔に遠慮しないでここで暮らせるのよ」
全然 喜べないよ
こんなの嬉しくない
翔が言いかけてたことってこれだったんだ
罰が当たった
自分にうそついたから
罰が当たったんだ