ちぇりっしゅ 修正中^^
奏君があたしに手を伸ばす
あたしはその手につかまって立ち上がった
紳士じゃん
めちゃいい人~
その時
「奏様発見!!」
「みんなー 奏君いたわよー!!」
「「きゃー」」
え………ぇえ?!
女の子たちがすごい勢いで廊下を走ってくる
猛獣?!
「やべっ」
「て……っぇえ?」
奏君はあたしの手を掴んだまま走りはじめた
なぜに掴む?
「……はぁ ようやくまけた」
「はぁ はぁ」
しんどいぃ
息を切らすあたし
「ごめんね?巻き込んじゃって」
「大丈夫ですよ」
逃げること10分
ものすごい根性のやつらも授業開始の予鈴がなってようやくいなくなった
「毎日こんななんですか?」
「うん 変装してんのになんでかね」
うーん
あたしが思うに
グラサン逆に目立つと思いますよ
もしや天然ちゃん?
「じゃあ昨日も逃げてたんだぁ」
あたしが呟く
「あっ ひょっとして昨日もぶつかった子?」
「はい」
「縁があるね 名前は?」
「森山 梨紗です」
「梨紗ちゃんか」
―――ちゅ
ん?
「………っ?!」
「お詫びとお礼」