ちぇりっしゅ 修正中^^
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「梨紗ちゃん」
こいつまじで来た
放課後
奏君は何事もなかったかのような顔であたしのとこにきた
ざわつく教室
そんなのお構い無しの奏君はわざとらしく翔に声をかけた
「よぉ 翔 止めるなら今だよん」
「………。」
「黙るんだ まぁその沈黙は肯定として受け止める」
あたしの肩にさりげなく手を回す
やめてよ
「んじゃ 今日から梨紗ちゃん俺の女ね」
「「え?」」
「梨紗ちゃんであろうと拒否権なしだよっ」
「………え」
あたしの意見無視なの?
あり得ないっ
「ほら行こ」
奏君に腕を引っ張られて教室を出る
「ありえない」
「なんで?」
「中野様たち付き合うの?」
クラスの子たちの声が遠退く
奏君に言う
「ちょ……なんでそうなんのよ」
「言ったでしょ 拒否権ないってば」
「なんでよ」
突然
奏君が立ち止まる
「な……何?」
「好きなんだ」
「……。」
「翔には渡せない」
掴まれていた手をおもいきり引かれる
「……ちょっ」
ギュッと
抱きしめられた