君想う…

俺は高校1年生。
中野正行。
受験に受かって上松高校に通ってる。

「中野っちまだ引きずってんのかよ〜顔が死にそうだぞっ」

からかってくるのは内藤勇気。こいつは小学校からずっと一緒だ。

「ぜっんぜん!そんなんありえねぇし」

いいや、ありえてるよ…
俺の傷口は一生ふさがる事なく、一生誰にも癒されやしないから…。

なぁ…覚えてるか…?

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