鈴姫
「いいか?俺はお前をバカだバカだとずっと思っていた。いや、思ってたんじゃない、思ってんだ。現在進行形だ。お前以上のバカはいない、いや、いてはいけない。いたら地球が滅びる。いいか?聞け。俺の話を一言漏らさずその脳内に詰め込め。寂しいと恋しい?お前バカだろ?いやバカ以外の何物でもないな。この前まで寂しくて陽乃芽先輩から逃げていて今度は恋しいがわからないだ?意味不明なこと言うな。お前バカだろ。ダメだお前相手だとエンドレスだ。バカしか言う事がない。いいか?恋しいっつーのはな、特定の奴に会いたくなる時に思うんだよ。寂しいっつーのは構ってくれる奴が欲しい時に思うんだよ。物足りない気持ちだ。辞書ひけバカが。そんでお前はなんだ?陽乃芽先輩に会いたいっつってんじゃねーかよ、すでに会いたい会いたいってずっと言ってんじゃねーかよ?この法則に当てはめるとなぁ、お前はすでにずっと前から陽乃芽先輩の事が恋しいってことなんだよわかるか?わかれよ、わかったらさっさと会いに行けよバカ!!」
……、奏真のマシンガントークに、圧倒された……。
……。
……。
……え?
俺、恋しいって思ってんの?←遅い