。゜+甘い恋のお味+゜。



気にもしないで行こうとしたけど



『本条?』



そこには本条が、壁にもたれて
携帯を見ていた



『あっ、安藤くん
もう帰るとこ?』



『あぁ、お前は帰らないのかよ?』



『傘忘れちゃって
今、お母さんに電話したんだけど
出なくて』



『お前んち、遠いの?』



『う~ん、ここから歩いて
30分ぐらいかな?』








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