「はなせよ。」




「うるせぇ!こっちこいやコラ!!」




男の力にはかなわず


繁みのほうへつれていかれる。





「ちょっと放して!!」






もみあっていると

突然腕がはなされ

目の前に壁ができた。






「これ俺のツレなんだけど…」




壁だと思ったのは人で

そいつがしゃべると男たちは一目散に逃げていった。










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