恋のA教室
頑張って! ☆愛心☆
走って約5分…
あたし達は駅に着いた。
葵によると東京駅行きの新幹線に乗れる駅行きの電車はあと10分で出るらしい。
あたしが優矢を向かいに行った時に携帯で調べたらしい。
葵も行きたかったらしいよ…
けど、1人で行くのが心細かったらしい…
なんか可愛いよね(笑)
「優矢まだかな…?」
あたし達は今、ホームの唯一ある階段の前で優矢を待っている。
ここの駅は通勤・帰宅ラッシュはすごい人だけれど…
それ以外の時間はとても人が少ないから人を探しやすいんだ。
すると…
「ねぇ…あれ優矢だよね?」
急に椎奈が言い出した言葉。
椎奈を差した方向を見ると…
そこには…
とても大きい荷物を1人で持っている優矢がいた。
「「「「優矢!!!!」」」」
気がつくとあたし達は走っていた。
もちろん優矢の元へ…
優矢はびっくりしてこちらを向いていた。
「みんな…」
優矢は驚きを隠し切れない様子…
「優矢…ひどいよ…葵だけ言ってさぁ…」
椎奈はなきはじめた。
「あたしにも言って欲しかった…小さい頃から…よく3人で遊んでたじゃん…葵の友達として…」
「…椎…」
「分かってるよ…優矢は…優矢はあたしの事を葵の幼なじみとしか見てない…事を…けど…あたしは1人…の友達と…して…ずっと見てたよ…愛心も寛貴も…友達歴は少ないけど…みんな…みんな…悲しいの…」