Petit story


「好きなんてさぁ。


ほら。


言えるわけないじゃん。


だから、キライなんでしょ?


私のこと。


だったら、はやく、その手を離して。


心を返して。


私はもう、キライになったから。」




弱さが見え隠れする君を、僕が手放すと思っているの?


言葉にできない僕も悪いけど、届けた愛をはねのけるのは君の癖。


それなら、一生、離さないし、返さない。


君をずっと、愛し続けよう。


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