エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
未来さんの新しい門出に立ち上げたケータイのブログとHP。
ブログは非公開にして毎日、自分の本音を綴っていた。
HPにはみんなが読んで書き込みが出来るように公開した。
なのでこの両者を読んで初めて未来さんと言う人間像が分かると火菜は思っていた。
HPは未来さんが“イジメ”られるようになり中傷の書き込みがされるようになるまで毎日更新されていた。
ブログは未来さんの自殺直前まで毎日綴られていた。
そう未来さんは『遺書』をブログに残していたのだ。
両親が、冷たくなってぶら下がっている未来さんを発見した時に、その傍らに開かれたままのケータイが置かれていた。
そのディスプレーには両親に向けたお礼とお別れの言葉が綴られていた。
そしてそれによって未来さんがなぜそこまで執拗なイジメに合っていたのかがやっと分かったのだ。
その『理由』と『遺書』の内容についてはもう少し後で述べるとして…、
次はなかなか友達が出来なくて悩んでいた未来さんがブログ(日記)に吐露していたクダリを…。
ブログは非公開にして毎日、自分の本音を綴っていた。
HPにはみんなが読んで書き込みが出来るように公開した。
なのでこの両者を読んで初めて未来さんと言う人間像が分かると火菜は思っていた。
HPは未来さんが“イジメ”られるようになり中傷の書き込みがされるようになるまで毎日更新されていた。
ブログは未来さんの自殺直前まで毎日綴られていた。
そう未来さんは『遺書』をブログに残していたのだ。
両親が、冷たくなってぶら下がっている未来さんを発見した時に、その傍らに開かれたままのケータイが置かれていた。
そのディスプレーには両親に向けたお礼とお別れの言葉が綴られていた。
そしてそれによって未来さんがなぜそこまで執拗なイジメに合っていたのかがやっと分かったのだ。
その『理由』と『遺書』の内容についてはもう少し後で述べるとして…、
次はなかなか友達が出来なくて悩んでいた未来さんがブログ(日記)に吐露していたクダリを…。