エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
「じゃあ まず私の生い立ちから話すね…… 」
火菜は自分が作られた理由から、あまり重くなりすぎない様にでも赤裸々に話していった。
途中ミコは何度も驚いたり、うなずいたりしたが火菜の話しを少しでも自分の身に起きた事として受けとめようとしてくれているようだった。
それは火菜にとって長い長い過去への時間旅行だったが、話しながら
(話していても辛くないよ。やっぱりそれがミコだから!? 私、やっぱりミコが好き。)
火菜の心は命への想いで一杯になっていた。
(ああ 未来さんも誰か好きな人いたんだね。駿クンに告られてつきあったけど結果、ああいう風に裏切られて後悔してたんだね。本当に好きな人に想いを伝えなかった事を…)
火菜は自分が作られた理由から、あまり重くなりすぎない様にでも赤裸々に話していった。
途中ミコは何度も驚いたり、うなずいたりしたが火菜の話しを少しでも自分の身に起きた事として受けとめようとしてくれているようだった。
それは火菜にとって長い長い過去への時間旅行だったが、話しながら
(話していても辛くないよ。やっぱりそれがミコだから!? 私、やっぱりミコが好き。)
火菜の心は命への想いで一杯になっていた。
(ああ 未来さんも誰か好きな人いたんだね。駿クンに告られてつきあったけど結果、ああいう風に裏切られて後悔してたんだね。本当に好きな人に想いを伝えなかった事を…)