エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
翌朝、命は火菜を迎えに女子寮の前で待っていたので、朝から寮は騒然となった。
「命センパイがなぜ!?」
「一体、誰を待ってるの?」
女子たちが騒ぐ中、火菜が外に出ると、めざとく命がそれを見つけて
「よぉ!火菜。後ろに乗れよ。」
と火菜に声を掛けたので騒ぎは益々大きくなった。
「誰?あの子!」
「新入りじゃん!しかも1年だし…。」
火菜は恥ずかしくてカーッと耳まで赤くなっていたが、多分ミコはもっと恥ずかしいのだと自分に言い聞かせて勇気をだして
「おはよう!ミコ ありがとう。」
と言った。
それからは周りの声は耳に入らなかった。
「命センパイがなぜ!?」
「一体、誰を待ってるの?」
女子たちが騒ぐ中、火菜が外に出ると、めざとく命がそれを見つけて
「よぉ!火菜。後ろに乗れよ。」
と火菜に声を掛けたので騒ぎは益々大きくなった。
「誰?あの子!」
「新入りじゃん!しかも1年だし…。」
火菜は恥ずかしくてカーッと耳まで赤くなっていたが、多分ミコはもっと恥ずかしいのだと自分に言い聞かせて勇気をだして
「おはよう!ミコ ありがとう。」
と言った。
それからは周りの声は耳に入らなかった。