エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
一方、火菜と命はお互いに泣くだけ泣いて
「よし!もうお互い泣くのはこれが最後にしよう!!」
「そうだね。約束しよう!」
「………あっ!じゃあミコ踊ってよ!ミコのダンスが見たい!」
「なんか 照れるな‥。」
命はそう言いながらも、ポケットからケータイを取り出して音源を探した。
「じゃあ俺の好きな曲でやるわ〜。 ワン、ツー、スリー、フォ ♪」
命がHIPHOPの曲に合わせて踊る。
音楽に乗って手足が躍動する。
体全部がそれぞれに意志を持ち、大きく、時には小さく揺れながら呼応する。
ダンスなどまったく出来ない火菜さえもつられてリズムを取っていた。
(ミコってこんな顔するんだぁ。真剣な眼差しも時に笑う顔も愛しくて胸がズキズキする。)
音楽が終ると、命が火菜を抱き寄せた。
「俺たち、ずーっと一緒にいよう。」
「……うん。ミコがいつも笑顔でいられるように…そしたら私も元気になれるから。」
長身の命が小さい火菜に合わせて優しくキスをした。
「よし!もうお互い泣くのはこれが最後にしよう!!」
「そうだね。約束しよう!」
「………あっ!じゃあミコ踊ってよ!ミコのダンスが見たい!」
「なんか 照れるな‥。」
命はそう言いながらも、ポケットからケータイを取り出して音源を探した。
「じゃあ俺の好きな曲でやるわ〜。 ワン、ツー、スリー、フォ ♪」
命がHIPHOPの曲に合わせて踊る。
音楽に乗って手足が躍動する。
体全部がそれぞれに意志を持ち、大きく、時には小さく揺れながら呼応する。
ダンスなどまったく出来ない火菜さえもつられてリズムを取っていた。
(ミコってこんな顔するんだぁ。真剣な眼差しも時に笑う顔も愛しくて胸がズキズキする。)
音楽が終ると、命が火菜を抱き寄せた。
「俺たち、ずーっと一緒にいよう。」
「……うん。ミコがいつも笑顔でいられるように…そしたら私も元気になれるから。」
長身の命が小さい火菜に合わせて優しくキスをした。