エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
源は堪えていた涙が溢れて来て次の言葉を発せずにいると、火菜も
「おっちゃん? 勇も分かってくれるよね!? 喜んでくれるよね?」
と涙声で言うので
「ああ 大丈夫さ。勇だって兄貴としてお前の幸せを見守ってくれるさ。」
と源は火菜を励ました。
「うん。そうだね。ありがとう おっちゃん。なんか少し気持ちが軽くなったよ!」
「なんだぁ〜少しって!絶対大丈夫!! それより名前は何て言うの?その、彼氏なんだろ?」
「うん。つきあってる。松下 命(みこと)だよ。」
「みことかぁ〜!いい名前だ。今度、電話でいいから話させろよ。俺はお前の親代わりなんだからそのくらい当たり前だろっ!」
「……今、隣りにいるから代わろうか?」
「えっ!!」
源は本気で狼狽した。
「おっちゃん? 勇も分かってくれるよね!? 喜んでくれるよね?」
と涙声で言うので
「ああ 大丈夫さ。勇だって兄貴としてお前の幸せを見守ってくれるさ。」
と源は火菜を励ました。
「うん。そうだね。ありがとう おっちゃん。なんか少し気持ちが軽くなったよ!」
「なんだぁ〜少しって!絶対大丈夫!! それより名前は何て言うの?その、彼氏なんだろ?」
「うん。つきあってる。松下 命(みこと)だよ。」
「みことかぁ〜!いい名前だ。今度、電話でいいから話させろよ。俺はお前の親代わりなんだからそのくらい当たり前だろっ!」
「……今、隣りにいるから代わろうか?」
「えっ!!」
源は本気で狼狽した。