エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
美佐子は今まで蓄積していた分の怒りも込めて更に吉永の頬を踏み付けてやると
吉永は最初こそ痛そうに顔を歪ませたが、すぐに自分のされている事に興奮して恍惚の表情になった。
「美佐子ォ〜もっとだ!俺を踏み付け、罵声を浴びせかけてくれ〜!」
吉永は完全に理性を失い、本能のままに身をまかせ美佐子の下僕となるべくそう訴えていたが、そんな不様なM男の女王様になどなりたくない美佐子はシンに合図して
「連れ出して!!」
と言って踏み付けるのを止めた。
シンはすぐ様に廊下にいる部下を呼び付けて昇天しかけていた男の回収に取り掛かった。
「くそォ〜 なんでイカセてくれないんだよ。」
ボロ切れのような吉永はとりあえず奥の部屋へと運ばれ監禁された。
美佐子はその一部始終を呆然と眺めていた。
(さようなら……気高き男だったアナタはもう死んだ。)
吉永は最初こそ痛そうに顔を歪ませたが、すぐに自分のされている事に興奮して恍惚の表情になった。
「美佐子ォ〜もっとだ!俺を踏み付け、罵声を浴びせかけてくれ〜!」
吉永は完全に理性を失い、本能のままに身をまかせ美佐子の下僕となるべくそう訴えていたが、そんな不様なM男の女王様になどなりたくない美佐子はシンに合図して
「連れ出して!!」
と言って踏み付けるのを止めた。
シンはすぐ様に廊下にいる部下を呼び付けて昇天しかけていた男の回収に取り掛かった。
「くそォ〜 なんでイカセてくれないんだよ。」
ボロ切れのような吉永はとりあえず奥の部屋へと運ばれ監禁された。
美佐子はその一部始終を呆然と眺めていた。
(さようなら……気高き男だったアナタはもう死んだ。)