エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
「それじゃあ言わせてもらうけど、俺ダンスやりたい。そして火菜とはずーっと一緒に居るって決めたから二人で沖縄に行くよ。モチロン結婚もする。だけど二人とも高校だけは出たいと思うんだ。」
命は勢いに乗って思いのタケを皆に話した。
まさかの展開だったが、これをハッピーエンドと言わずして何という…。
「じゃあ未来ちゃんも異論はないわね!?」
火菜にはこのトントン拍子状態が信じられなかったが異論などある訳もなく
コクンと頷くと
森が突然、大きな拍手をした。
「良かったわね二人とも。台風じゃなかったから先生はうれしくて外を走ってまーす!」
すると命の母も調子を併せて拍手をすると
「命、未来ちゃんおめでとう。」
とはやし立てた。
するとそこに、女性職員が真剣な顔をしてやって来たので一同は静まり返った。。
「児島さん、お母様から電話よ。」
火菜はなぜだか一気に現実に引き戻されたような気がして、短く
「ハイ。」
とだけ返事した。
命は勢いに乗って思いのタケを皆に話した。
まさかの展開だったが、これをハッピーエンドと言わずして何という…。
「じゃあ未来ちゃんも異論はないわね!?」
火菜にはこのトントン拍子状態が信じられなかったが異論などある訳もなく
コクンと頷くと
森が突然、大きな拍手をした。
「良かったわね二人とも。台風じゃなかったから先生はうれしくて外を走ってまーす!」
すると命の母も調子を併せて拍手をすると
「命、未来ちゃんおめでとう。」
とはやし立てた。
するとそこに、女性職員が真剣な顔をしてやって来たので一同は静まり返った。。
「児島さん、お母様から電話よ。」
火菜はなぜだか一気に現実に引き戻されたような気がして、短く
「ハイ。」
とだけ返事した。