エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
「えっ!」
望は更に胸を締め上げられた。
「実は、イジメのリーダー格のアリサという娘がフリースクールまで行ったらしいのです。そして、火菜ちゃんが身代わりである事を知ると、ケータイを壊し身に付けていたペンダントを奪って逃げたらしいのです。」
「えーーっ!そのアリサという娘が何故ペンダントを?」
「それは判りません。でも大事なものなんでしょう?」
―大事も何もソレがなきゃすべてが水の泡じゃない。取り引きも出来ないし、時間も限られてるのよ……。
「もしもし?もしもし?」
望はその場に足元から崩れ落ちていた。
望は更に胸を締め上げられた。
「実は、イジメのリーダー格のアリサという娘がフリースクールまで行ったらしいのです。そして、火菜ちゃんが身代わりである事を知ると、ケータイを壊し身に付けていたペンダントを奪って逃げたらしいのです。」
「えーーっ!そのアリサという娘が何故ペンダントを?」
「それは判りません。でも大事なものなんでしょう?」
―大事も何もソレがなきゃすべてが水の泡じゃない。取り引きも出来ないし、時間も限られてるのよ……。
「もしもし?もしもし?」
望はその場に足元から崩れ落ちていた。