エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
「はい。聞こえてます。でも、どうしましょう……。そのペンダントがないと、かなり困った事になります。」
望は半泣きの声になりながら呟くように言った。
「……そうですか。判りました。ペンダントは私が何とかします。」
未来の母がやっとで決意すると、ハッキリとそう言った。
「えっ!でもどうやって……?」
「アリサの顔を知ってるのは、私だけですし、いつまでも逃げていては終わらないのです。ハッキリと決着を付けてきます。そしてペンダントも返して貰いますから。」
未来の母がキッパリと言いきったので、望にも力が戻った。
「判りました。それじゃあよろしくお願いします。でも何かお手伝い出来る事があれば言って下さい。よければケータイの番号とメールアドレスを教えていただけませんか?」
二人の母は、火菜を助ける目的でガッチリ手を組んだ。
望は半泣きの声になりながら呟くように言った。
「……そうですか。判りました。ペンダントは私が何とかします。」
未来の母がやっとで決意すると、ハッキリとそう言った。
「えっ!でもどうやって……?」
「アリサの顔を知ってるのは、私だけですし、いつまでも逃げていては終わらないのです。ハッキリと決着を付けてきます。そしてペンダントも返して貰いますから。」
未来の母がキッパリと言いきったので、望にも力が戻った。
「判りました。それじゃあよろしくお願いします。でも何かお手伝い出来る事があれば言って下さい。よければケータイの番号とメールアドレスを教えていただけませんか?」
二人の母は、火菜を助ける目的でガッチリ手を組んだ。