友達の彼氏

泥棒猫じゃない!

少し落ち着きを取り戻した私は、椎名さんに電話したことを後悔した


あんなことを言った麻奈にムカついたけど、椎名さんにとっては可愛い、大好きな彼女なんだ


私ったら何してんだろ…


とりあえず、軽く食べられるモノでも作ろう


キッチンに立ち、ミートパイを作った


冷凍パイ生地シートがあれば簡単に出来る


ピンポ〜ン


来た!どうしよう…


「はい…」


「俺…」


私はドアを開けた


急いで来たのがわかる位、椎名さんの息が切れている


「どうした?」


私は部屋に案内した






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