姫華伝
「へぇ・・・・・お前留年するぞ**」



・・・・・・はっ?



「お前、この前もこの前のテストも全教科赤点・・・・マジでヤバいんじゃないかなぁ・・・」



・・・・・・・。



「まっ、お前がそれでもいいっつーなら、俺には関係ねぇけどな**」



このクソ教師!!!!脅しか!!!喧嘩売ってんか?!



「上等だ、コラァ゛!!!!理事長でも何処へでも行ってやらぁぁ!!!!」



「じゃ、頼んだぞ**」



ポンッ。



金ちゃんは、あたしの頭の上に封筒を置いて教室から出て行った。



・・・・なっ、なんなんだあのクソ教師はぁぁぁ??!!!



「マジ、ふざけんじゃねぇぞ!!!」



あたしは、誰もいないドアに向かって叫んだ。



「姫ちゃん、大丈夫?;;;」



愛がもの凄く心配した顔で聞いてくる。



「ん?テストのことか?それなら、まぁなんとかなんだろ。」



「愛が言ってるのは、そのことじゃないよ。」



あたしの横に香奈が現れた。



< 3 / 40 >

この作品をシェア

pagetop