運命なんて...


「よかったぁ〜

佐原さん、泣き止んで。

いや、紫、笑って。」


先生に言われて
私は涙を抑えて
笑った。

だって、ホントに
嬉しかったから。


「紫って呼んで貰えるの
イイですね。

私は何て呼べばイイですか?

やっぱり冬吾?冬吾さん?.....」


「(笑)どっちでも
かまわないよ(笑)。」


「ん〜じゃあ、
呼び捨てはちょっと照れるので〃

冬吾さんで...〃」


「りょーかい(笑)」






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