運命なんて...

外来に行く途中

バルコニーの前を通ると

冬吾さんを見つけた



やっぱり触れないでオーラを

まとっていたけど、

今日は声をかけてみようと

ドアを開けようとしたとき

物陰にもう１人...

いることに気づいた。





よく見ると、冬吾さんの

お兄さんで内科の慧一先生だった。


何か二人が揉めているようで


声がかけられなかった






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