白いジャージ-ポエム-
夢の中でなら
『夢の中でなら』
心の中で叫ぶ
君が好きだと
夢の中でなら何度も君を抱けるのに
大きな雲が僕と君の間で邪魔をする
こんなにも君が好きなのに
心の中で叫ぶ
君が好きだと
夢の中では君と手を繋げるのに
黒い大きな空が僕を押しつぶす
こんなにも君が愛しいのに
好きだと言えれば
どんなに楽だろう
君の愛を受け入れられたなら
僕は心の中隠し
君に背を向ける
いつか
いつか言える日が来るだろうか
君に大声で
愛していると
その時は
青空の下
手を広げ
抱き合おう
もう誰にも邪魔されずに