[ ne・o-Child ]
「君たちのことはすべて聞いていたよ。
ここにいる彼に。」

Vergerの横には仁・・・

少し下がって成宮と
研究員たちの姿が見える。

「だから楽しいことを
思いついた。」

奥の黒い壁が開き、
【ne・o-Child】の
ガキが30人ほど出てきた。

目が死んでいる・・・


勝てない数ではないと思った。

ただこの場所で戦うには
無理がある。

間合いがうまく取れなくなり、
単なる殴り合いになりそうな
そんな気がした。

銃を使うのは危険だ
味方にあたる可能性がある。


その静寂を破るかの様に

「ぐぁぁぁぁ~!!」
と悲鳴と共に仲間の1人が
前に飛ばされ、
それをスタートの合図かの
様に戦いが始まった。


無理だ!!

人が多くて邪魔すぎる!


そう思ったのは
束の間でどんどん戦う
スペースが広がっていく。


あそこ・・・?!

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